気配り・サポート上手さんへ

会社では常に目立たない存在である秘書。
自分がスケジュールなどを管理している会社の上役などについて歩き、仕事のスケジュール調整から、サポート業務まで果たしています。そんな秘書は、忙しくて自分のスケジュールすら把握するのが困難な会社役員にとってなくてはならない存在です。
秘書は資格がなければ働けない仕事ではありません。
資格がなくても上司に選ばれて秘書的な仕事をしている人はたくさんいます。
しかし、自分が受け持っている役員の代わりに受け答えすることもあるかもしれませんから、非常に高いコミュニケーション能力を兼ね備えていることが大切です。
時には海外の得意先との歓談もあるかもしれませんので、英会話力もかなり高いレベルのものが求められます。
これらのことから秘書になろうと考えている人は英語検定や秘書検定はとっておいたほうが有利です。
又、秘書になると会社のいろいろな情報が耳に入ってきます。
こういった情報を秘密にしておくことも秘書として重要な仕事です。
いろいろな時間調整や、受け持っている上司や得意先への細やかで目立たない心配り、高いコミュニケーション能力が必要な部分から女性の仕事といっても過言ではないでしょう。
ただし、秘書の仕事で注意したいのは、受け持っていた上司が何らかの形で仕事をやめると秘書まで仕事がなくなるケースが多いです。
秘書という仕事を長く勤めたいのであれば、広く知識や技能を持ち、どんな上司の秘書でもできるほどの才能が必要です。