人と接する仕事の魅力とは

看護婦、保健婦、助産婦、スチュワーデス。
職業の名前に女性の名称がついているように、これらの仕事は昔から女性が殆どを占めていた仕事です。
これらの仕事や介護の仕事などは今でも女性が圧倒的に多い仕事です。
男性と同じくらい、いや、それ以上に過酷ともいえる仕事なのになぜあこがれる人が多いのでしょうか。
それは、医療や介護、接客業など女性が多い仕事に特有の魅力があるからです。
医療や介護、接客業などに共通しているのは、仕事をする相手が書類や物ではなく人であるということ。
人のいろんな表情やしぐさなどから感情を読み取って接していく仕事はまさに女性に向いている仕事といえます。
仕事に関わった相手の人が、自分の仕事で元気になったりするのを見るのは女性にとって何よりの喜びなのです。
看護師や介護士は仕事をしている中で死と向き合うこともあるつらい仕事です。
しかし、元気になっていく人を見ると、この仕事をしていてよかったと思えるのだといいます。
私も介護の仕事をしていたのでよく分かりますが、人と向き合う仕事は精神的にも疲れやすく、時にはやめてしまいたくなるときもあります。
やめたくなると、ほかの仕事についている人たちより強くやめたいと思う人が多いです。
しかし、何年かすると同じ仕事に戻ってくる人たちが殆どです。
なぜなら、それは相手の笑顔やありがとうが貰える仕事だから。
この、相手の笑顔やありがとうが何よりの女性の仕事の魅力といえるでしょう。